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【ネタバレ全開】映画『くちびるに歌を』(新垣結衣主演)あらすじ

こんにちは、まつじです。ようこそお越しくださいました。

これから読んでいただこうと思っている文章は、新垣結衣主演の映画『くちびるに歌を』の「あらすじ」です。決して「感想」や「レビュー」ではありません。

 

くちびるに歌を Blu-ray 通常版

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ですので、この作品の内容を「知りたくない」(これから見たいので、とか)方は、読まずに他のページを(できればぼくのブログの他の記事を)ご覧いただきたいと思います。ネタバレ全開ですし、約2000字と長いですから(笑)

 

主な登場人物

■ユリ

かつては「美人ピアニスト」として脚光を浴びていたが、ある事情で演奏活動を停止していたところに、旧友のハルコから母校への赴任の依頼を受けて着任。合唱部の顧問を代行する。

■ハルコ

長崎県のとある離島の音楽教師で、合唱部の顧問。産休のために、離任中の産休教員の任をユリに依頼する。心臓が弱く、出産が危ぶまれている。

■サトル

ユリが赴任した中学の3年生。ユリに美声を認められたこともあって、合唱部に入部する。合唱部の男子部員1期生の1人。入部するまでは、下校時に自閉症の兄を迎えに行っていた。毎日急いで下校してしまうため、友人がほとんどいない。

■ナズナ

母を亡くし、他の女性へと走った父には「捨てられた」と思っている。現在は祖父母と暮らしている。部長とともに合唱部を支えている1人。

あらすじ

2008年度の始め、長崎県のとある離島にある母校の中学に、1人の産休教員が赴任してきた。担当は音楽。彼女・ユリは、いわゆる「美人ピアニスト」として活躍していたが、ある日のコンサートのステージ上で演奏をキャンセルしてしまい、以後活動を停止し、忘れられた存在となっていた。

「全国大会に行きたいね」。ナズナたち合唱部員は、新入部員を得るために、歓迎の合唱を披露、それをうらやましそうにサトルは見ていた。

しかしサトルは、自閉症の兄を迎えに行き、2人で自宅まで帰るという日課があった。急いで下校しなければならないサトルには、そのために友人らしい友人がいなかった。

そんな折りに赴任してきたユリ。ユリを見た男子生徒たちは色めき立ち、合唱部に初めての男子生徒の入部希望者が出る。入部届の中には、サトルの名前もあった。

この年、合唱コンクールの課題曲として指定され、ナズナたちの合唱部が選んだのは、後に本人がCDリリースすることになる、アンジェラ・アキの『手紙~拝啓 十五の君へ~』。

この歌を歌うにあたって、ユリを通じてハルコが部員たちに出した「宿題」は、15年後の自分へ宛てた作文を書くことだった。その「宿題」に応えたのはサトルだけだった。

「ぼくには自閉症の兄がいます。ぼくは兄にとても感謝しています。なぜなら、兄が健康な状態で生まれていたら、ぼくは産んではもらえてなかったからです。父母が亡くなったあとも、兄の世話をする弟妹が必要だったから、ぼくは産んでもらえたんです。だからぼくは、15年後も兄と一緒に過ごしているでしょう」。

始め指導には全く乗り気ではなく、ピアノ伴奏さえしていなかったユリは、サトルやナズナ、ハルコたちと関わっていくうちに、徐々に真剣に指導をするようになる。

ユリがピアノを弾かなくなった、否、「弾けなくなった」のには理由があった。キャンセルしたコンサートの開演直前、コンサート会場へと急ぐ婚約者が、交通事故で死亡したとの連絡を受けたからだった。

「私がピアノを弾くと、誰かが不幸になる」。そう考えるようになったユリは、ピアノを捨てたのだった。

しかし、サトルやナズナ、身を賭して出産しようとするハルコらによって、ユリは音楽と人への愛情を取り戻していった。

そして佐世保でむかえたコンクールの当日。会場に向かうはずだったハルコは救急搬送されていた。ユリたちの番は近づいている。

(ちょっと略)

全国大会へは進出できなかったものの、部員たちの表情は笑顔で輝いていた。ハルコは無事出産できたのだった。

サトルの家族も応援に来場していたが、サトルの兄は会場には入らずにロビーにいた。コンクールが終わったが、憤る兄。

「こうなったらやるしかないね」。

ユリの一言で、部員たちは歌い始める。それに呼応して、ロビーに広がっていく歌声の輪。その中心で、サトルの兄が微笑んでいた。

原作 
くちびるに歌を (小学館文庫)

くちびるに歌を (小学館文庫)

 

 

2011年に出版された、中田永一(=乙一)の同名小説。

原作の原作(?)

2008年度のNHK全国合唱コンクールの課題曲として作曲された、アンジェラ・アキの『手紙~拝啓 十五の君へ~』。のちに「みんなのうた」などを通して親しまれ、本人によるレコーディングも大成功を収めた。

 

手紙~拝啓 十五の君へ

手紙~拝啓 十五の君へ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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