本と音楽と、コーヒーと。

本やら音楽やらの、レビューっぽいこと+病気のこともちょっと。

ブロムシュテットの最新ベートーヴェン

こんばんは。まつじです。 

10月も半ば、「年末が近づき」というにはちょっと早いかもしれませんが、恒例の「第九」のことを話題とされている方もいらっしゃるでしょう。

昨年NHK交響楽団では、現役最高齢の指揮者のお一人、ヘルベルト・ブロムシュテット氏を迎えての演奏会が、ベートーヴェン・チクルスの一環として行われ、大きな話題となりました。

そしてこのほど、うれしいことにブロムシュテット氏の新譜が届けられました。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団ほかとの、ベートーヴェン/交響曲全集です。

 

 

氏のベートーヴェンは、シュターツカペレ・ドレスデンとのものが、長く銘盤として親しまれてきました。

 

ベートーヴェン交響曲全集 ヘルベルト・ブロムシュテット

ベートーヴェン交響曲全集 ヘルベルト・ブロムシュテット

  • アーティスト: ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 シュターツカペレ・ドレスデン
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2015/09/09
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 

 

それを知る人は、期待に胸をふくらませていたのではないでしょうか。

因みに、T社の方がA社よりもお安く求められるようです(10/16現在)。

格安SIMカード乗り換えへの道のり(2)

こんばんは。まつじです。先ほど届いたBIGLOBEの格安SIMカードをセッティングして、通信が可能であることを確認いたしました。

結論から言えば、ルータの裏蓋を開けて電池を取り出し、カードを交換。各通信機器との接続は、従前のIDとパスワードで済んだという、あっさりしたものでした。

因みに私が使っている(使わされている!)ルータは下のものと同型番です。下掲のものはSIMフリーですが。

 

Huawei SIMフリー LTE対応 モバイルルーター Mobile WiFi E5377 ブラック  E5377s-327

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考えてみると、ずいぶんと高い買い物をさせられたものです。BIGLOBEさんなら、3GB/月で¥900+税だけですからね。

「なぜ、おしゃべり会なのか」について再度考えてみた。

こんばんは、まつじです。

大げさではありますが、私のネットでの主たる「活動」は、2つのブログを更新し続けることと、もう一つは「おしゃべり会@Skype」です。Skypeを経由して行う「読書会」とお考えください。

今回は、「なぜ」おしゃべり会なのかということを自問しつつ、エントリーを進めてみたいと思います。

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この辺りを中心に、話を進めてみたいと思います。 

そもそも、読書とは「独り」でするものではないのか?

今でこそ電車の中では、スマホをいじっているのが普通の光景となりましたが、かつては新聞や雑誌、文庫本を読んでいる人の割合も高かったと思います。それを考えると、「文を読む」というのは孤独な作業なのだと思う方がいらっしゃって当然でしょう。

また、「国語教育」という側面から考えても、「著者の考えていることは何か?」などという設問に対しては、1つの正解「しか」ないと考える方もいるかもしれません。

しかし、です。

子どものころに読んだ本を、長じてから読んで印象が変わったとか、私は面白いと思った本を、あの子はつまらなそうに読んでいたとかということは、普通にあることです。それは、読む側が違う人であったり、環境や内面的な変化があったりということから、当然に起こることですよね。つまり、1つの正解が本の中にあるのではなく、読む主体の側の違いに応じて、本や作品は違った顔を見せるものなのです。

その違いとは、間違いなく読む主体の「個性」の現れです。本を「読む」という行為のうちに、個性が現れてくるのです。

そうした異なる個性との出会いは、孤独な作業としての読書のうちには見いだせません。何人かで同じ本や作品を読むということは、まずはこうした異なった個性との出会いの場として機能するということです。

さらに加えて、「読み深め」~私の記憶が確かであれば、経済史家の内田義彦さんも使ってらしたと思うのですが~ということが起こり得ます。この読み深めとは、「私」が独りで読んでいた時にもやもやと感じていたことが、他の人の発言の中に、あるいはそれをきっかけとして、「そうそう、確かに私が感じていたのはそのことだったんだよ!」ということが起こり得るのです。なぜかならば、「読み」というのはすぐれて個性的な営みであり、そこに起こる個性の出会い、触発といったものを通じてこそ、見えてくるものがあるからです。

こうした、個性との出会いや読み深めといったことは、「読書会」の醍醐味と言っていいのではないでしょうか。

いつ「読書会」に関心を持つようになったのか?

それでは私は、いつ頃、どのようにして「読書会」なるものに関心を持つようになったのでしょうか。それは、学部の卒業直前にまで遡ります。私は文学部に在籍していましたが、法学部の友人が1年生を対象に、武者小路公秀さんの『国際政治を見る眼』(岩波新書)を使った勉強会を「サブゼミ」として主催していました。私はそれが羨ましかった。自分の学科でもそれを行おうと試みたものの、人が集まらず、不発に終わったことを覚えています。

私は故あって卒業を1年繰り延べにしたのですが、その彼から、2年生になる「サブゼミ」参加者を託され(正確には、託されたのはもう一人の友人であって、私はその「ついで」だったのですが)、「サブゼミ」は継続することとなったのです。

読んだテキストとしては、

・内田義彦 『読書と社会科学』(岩波新書)

・ルソー 『社会契約論』(岩波文庫)

・西部邁 『大衆への反逆』(角川文庫)

の3冊を1年かけて読みました。

卒論は書き上げていたものの、レジュメの切り方を「指導」などできるわけはなく、右往左往していただけなのですが、その体験は、たいそう楽しいものとして記憶されました。

今なお「読書会」と言っているのは、そうした楽しさの記憶を追いかけているからなのかもしれません。

なぜ、「Skype」なのか?

これは全く個人的な事情によります。それは、仕事が忙しくなって読書どころではなくなった頃のことなのですが、疲労とストレスとが昂じて、鬱病と診断されてしまったことがきっかけになります。

そうなると、読書どころではなくなりました。発症を告げられてから退職するまでの2年間や、「1日も早い社会復帰を」とどんどんハードルを下げていって、働けていたり休んでいたりの3~4年間、記憶ではル=グィンの『ゲド戦記』全巻だけが映画の公開と合わせて読めたことはありました。

いまの住まいに引っ越してきてからというもの、私の社会的なネットワークは、ほぼ完全に断ち切られてしまいました。そこに「登場」したのが、TwitterとSkypeだったのです。

「これを通じて、同じように病気で苦しんでいる友だちが作れないか」。

そう思ったのは当然かもしれません(今思うと、専門家のバックアップもないのにそんなことをしようとするなんて、ゾッとしますが)。

確かに、そうしたネットを通じた友人たちはできましたし、徐々にではありますが、本も読めるようになってきました。

当時はTwitterの「黎明期」から「爆発期」だったので、様々なTwitter仲間ができました。そうした中から、読書で通じ合える仲間がいればいいなと思って始めたのが、Twitterでの読書会であったり、Skypeを介した読書会だったりしたわけです。しかし、そのどれもが散発で終わってしまいましたが、それは私の力不足によるものと思っています。

もう一つ理由があります。それは極めて経済的な事情なのですが、交通費や食事代、服飾費などが捻出できないという理由から、外出が思うようにできないということがあります。

外出できないのは、それだけではなくて、部屋の中でも聞こえてくる通行人の話し声や様々な物音に過敏に反応し、不安になってしまうということもあります。

これらは個人的な事情なのですが、全国に視野を広げると、日常的に対面で読書会ができる地域は限られていると思うのです。そのように散在しているだろうニーズの点と点を、Skypeなら繋ぐことができる、と考えていることが、より大きな理由になります。

この活動を通じて、何を目指したいのか?

こうして私は、これまでに何度となく「読書会」を試みては立ち消えにさせてきました。先月(2017年9月)に始まったのが第何次のものかわからないくらいです。

今回も細々と始まったのですが、1回でも多く継続させたいと考えています。

もうこの年齢になって、というよりは、この年齢「だからこそ」新しい友人を作り、未知に書物と出会い、視野を拡げ、人間としての器をさらに大きくしてまいりたいと思っております。

そのことが、ご参加いただけた方々と少しでも共有できるのであれば、これ以上の愉しみはないのではないかと思います。

なお、昨日(10/14)、急なことではありますが、会の名称を「読書会@Skype」から「おしゃべり会@Skype」と変更させていただきました。これは、「読書を通じた歓談の場」として、この会を運営していきたいという気持ちの現れとお考えいただければ幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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